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2004/04/05 (月) |
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私には「記憶に無い過去」が有る。
けれど、この過去は私を知る人は、誰でも知って居る事。
二つ有る。
一つは、小学校三年生の時、担任の教師に性的虐待を受けた事。
もう一つは、中学校一年生の夏休みに、監禁された事。
どちらも、ニュースになる程の騒ぎだったらしい。
主治医は「別の人格が記憶を持って居るのかも知れません」と言った。
幼い頃の虐待の記憶が無い事と、同じ理屈らしい。
私は、この話をされると頭痛がする。
思い出す事を、脳が拒否して居るらしい。
そうしなければ、私の心が壊れてしまうから。
主治医は「可能性としては、記憶喪失に近い場合も考えられます」とも。
私の基本人格は幼い頃に虐待を受けた。
無意識に人格を作ってしまう癖が、ついてしまった。
小学校三年生の時。
中学校一年生の時。
無意識に人格を作って、記憶を押し付けて居る。
この先も辛い事が有る度、人格を作ってしまう事も解って居る。
私が何をしたと言うんだろう。
私の何が悪かったんだろう。
汚れた物を見る様な眼を向けられるんだろう。
そんな時、彼だけが庇ってくれた。
「最上は被害者だ」と。
主治医は「彼が正しいんです」と言った。
幼い頃の虐待も、私は被害者。
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