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2004/04/12 (月) |
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私は友達を作る、と言う発想が出来ない。
友達になる、と言う考え方なら出来る。
私が選ぶのでは無く、選んで貰うと言う主義。
自分の席に着いて、ただ座って居る。
同じ中学から来た様子の、数名の塊が出来て居る。
中学時代のクラス替えの度に、思った事が有る。
この数名の塊は、必ず良くない関係になる事。
解散。
クラスで浮く。
苛め。
高校生にもなって、そんな事は無いだろう、と思った。
前の席の女の子が振り返って、話し始めた。
その子の話を聞いて居た。
同じ中学出身の隣のクラスの子の噂話だった。
つまらない。
この子とは友達になれそうに無い、と感じた。
選んで貰う主義だけれど、他人の噂話をするタイプは苦手。
隣の席の男の子が「なんて読むの?名前」と訊いて来た。
「ひかる」
彼は「俺も、そういう名前が良かったな」と言った。
ネームプレートを見ると「一美」と書かれて居た。
「かずみ」
一美君は自分の名前を言って「苦労した?」と訊いた。
私は頷きました。
一美君は「俺も苦労したよ」と笑った。
明日こそ、女の子と友達になれるといいな、と思った。
彼以外の男の子は、苦手。
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