私が精神科に入院や通院を繰り返して、思った事があります。
鬱病は重症になったら大変な病気なのに、健康な人が驚く事は無いんです。
患者も病名を受け入れられます。
入院しても家族や友人や恋人の態度は、すぐには変わりません。
これが他の病名だと「軽症」と言われても、患者も抵抗を感じてしまいます。
周囲の反応が露骨に変わるのも、珍しくは無いんです。
「重症」か「軽症」か、と言う事を大事に考えてください。
私は「軽症」ですが、「解離性障害」という病名だけで騒がれるのは、患者にとって悲しい事なんです。
私は日常では「人格の入れ替わり」が少ないんです。
自分から保護室を希望して、担当医に診てもらったところ、頭痛を訴えて激しく入れ替わったそうです。
私は「閉鎖された空間」に弱いようです。
私の場合、人格の全員に「一人の人から生まれた」という自覚があるんです。
いわゆる基本人格と呼ばれている本人も、自分が自分を守るために、自分では無い自分を作ってしまった、という自覚があるんです。
もちろん、自覚を持ったのは最近です。
この自覚を持ってから、日常の不便は9割無くなりました。
1割の不便は「記憶が飛ぶ事」です。
「解離性障害」です。
正式病名は「解離性同一性障害の疑い有り」です。
担当医が把握している人格は、2名から始まって、増え続けています。
私が把握している人格を書いておきます。
長女・真理子(21歳)私です。
次女・飛鳥(19歳)主人格です。
三女・桜(17歳)推定5歳の基本人格です
四女・樹(15歳)
五女・深雪(14歳)
六女・蒼海(11歳)
七女・香菜子(7歳)
年功序列で姉妹の様な関係です。
けんかして笑って仲直りして、現実の姉妹と変わりません。
姉妹関係にない人格の名前も書いておきます。
「綾乃」「小夜子」「真緒」
注意・全員HNです。
本当の名前は人名かどうか疑わしいような、変な名前の場合が多いんです。