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イデアの世界

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2004-01-18 前世の記憶・第二次世界大戦

私は23歳のアメリカ人の男性でした。

戦争が始まって、日本中国でしていることを知って、怒りを覚えました。

ナチスユダヤ人にしていることを知って、迷わず兵役に就きました。

自分の国であるアメリカを、誇りに思っていました。

日本ドイツのしていることを「殺戮」と感じるのに、自分が日本人を殺しても、殺した、という意識はありませんでした。

私は頭を撃ち抜かれて、即死しました。

けれど、苦しいんです。

死にたくなかったんです。

身体から魂が抜けないんです。

軍医が死亡確認をしても、死んだことが信じられないんです。

仲間に「生きている」と言おうとして、声が出ないのは怪我のせいだと思い込んでいました。

葬儀で牧師の言葉を聞いて、やっと意識が消えました。

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