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イデアの世界

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2004-01-25 前世の記憶・禁酒法

この時、男性に生まれていました。

アルコール中毒などでは無かったのですが、好きな方だったので、禁酒法は辛かったんです。

それで、マフィアから酒を買って飲む事もしていました。

法律の方が間違っているように思って、仕事を捨てて自分も売る側になりました。

この時、妻とは別れました。

その方が収入にもなったし、酒を簡単に安く手に入れられました。

それから、新しい女を妻にしました。

美しく奔放な女性、と言えば聞こえは良いけれど、外見が美しいだけの「あばずれ」だったと思います。

けれど私は、この妻も、新しい生き方も、スリルに溢れたもののように感じました。

とても楽しんでいました。

禁酒法が終わる事など、考えていませんでした。

しかしマフィアとあの「アンタッチャブル」の抗争が始まりました。

その後、禁酒法は無くなりました。

私が晩年、貧しい日を送り、孤独に死ななければならなかったのは、書くまでも無いと思います。


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