Hatena::Diary
   
はてな
 ようこそゲストさん  最新の日記 ユーザー登録 ログイン ヘルプ

イデアの世界

<前の日 | 次の日>

2004-01-26 前世の記憶・一向一揆

私は農民の女性でした。

当時の農民は、恋愛が自由でした。

武士の記憶では、妻を選ぶ事は、許されません。

本当に愛している女性がいても、側室にすればいいと言われて、辛い思いをした武士は、多かったんです。

私は16歳の時、おさななじみの17歳の男の子に「俺と夫婦にならないか?」と軽く言われました。

私は、彼が好きだったから、うなづきました。

それに、現代でいう「婚前交渉」は、普通の事でした。

彼は「よし決まった」と言って、二人で庄屋の家に報告しました。

プロポーズから、結婚成立まで1日です。

その年は、飢饉でした。

彼は「闘う」と決めました。

私は、砥石で、鍬を尖らせました。

自分の武器には、鎌を研ぎました。

彼は「お前は来るな」と言いましたが、私は「子供がいれば行かないけれど、一緒に行く」と答えました。

彼は判ってくれたのだと思います。

抱き合って「どんな結果になっても後悔しない」と言葉を交わしました。

当日、彼は鍬で、刀を折って、敵に大怪我をさせました。

恐ろしい光景なのに、私は、彼を誇りに思いました。

私も、鎌で、怪我をさせました。

大した怪我では無かったから、左の肩から、右の腰まで、ばっさりと刀で斬られてしまいました。

倒れながら、彼が斬られるのが見えました。

それでも何の恐怖も感じませんでした。

ただ「極楽浄土で会える」と思って、意識が消えました。

[コメント]
<前の日 | 次の日>